明治時代、渥美半島で感染が拡大したコレラの防疫に命を捧げた警察官がいました。
江崎邦助巡査。
渥美半島でコレラが発生し、当時は保健所の役割も警察が担っていたことから、江崎巡査は消毒作業を行おうとしましたが、殺されると勘違いした感染者や住民から竹槍で追い返される始末でした。
しかし説得を重ね、消毒作業を終えますが、自分が感染してしまいます。
感染拡大を防ぐために人里離れた場所で最後を迎えることを覚悟し、妻のじうさんのつきっきりの看病の甲斐なく25歳の生涯を閉じました。じうさんも感染し、この世を去りました。
新型コロナウイルスの感染拡大の中、私は、江崎巡査の思想を見習って活動をしていきます。
合掌