日本は実質世界一の高齢化国家
「これまでと同じ」は
衰退を意味する
日本国民の平均年齢って世界で何番目に高いかご存じですか?
アメリカのCIA中央情報局(スパイ映画でなく自分が真剣に書く文章で
この組織の情報を引用する日が来るとは思いませんでした)のworldfactbookによりますと、229か国のうち、
1) モナコ 56.9歳 31000人
2) サンピエール・ミクロン島 51.2歳 5132人
3) 日本 49.9歳 1億2000万人
第3位でした。
しかし、
1位のモナコ公国は人口およそ3万1千人と非常に少ないです。
2位のサンピエール・ミクロン島が5132人。
日本のように一定の人口規模を持つ国家で比べると日本は世界一の高齢化国家となります。
これは良いことでもあります。医療が発達していることの裏返しでもあるでしょうし、
公衆衛生の基準が高い、つまり清潔だということも影響しているでしょう。
その一方で、実質世界一の高齢化国家日本こそが、
この国のありとあらゆる問題の主悪の根源なのだと私は確信しています。
それは、この国の意思決定の真ん中が誰も気づかないうちに
「何かをしない」になっているということなのです。
「何かあったらどうするんだ?」
「失敗したらどうするんだ?」
「成功する保証があるのか?」
「前例あるのか?」
皆さんの仕事の日常の中で散々出てくる言葉ではないですか?
挑戦せずに特に大きな成功も失敗もしない方が、
挑戦をして失敗するよりも高く評価されるのが
「現代の」日本の文化になっているのです。
あれだけ袋叩きにされていた大阪万博も
愛・地球博を上回る来場者を記録し、
成功裏に閉幕を迎えようとしています。
何も問題がないわけではありません。
何かに挑戦をすれば問題は必ず起きます。
その直面する課題に一つ一つ向き合っていけばよいのです。
人口が減少し、高齢化を迎え、経済が成熟している日本では、
高齢化国家がしやすい「新しい挑戦は何となくやめておき、
これまでと同じか、何もしないでおこう」という意思決定は衰退を意味します。
だからこそ、この国に資するチャレンジを支援する政治を実現させなければならないのです。
元衆議院議員 せき健一郎拝











