豊橋消防団の操法訓練。消防団対抗で、消火の手順の早さや正確さを競います。
皆様にこれだけはお伝えしたい。消防団ほど、有事に輝く枠組みは、ありません。記者として被災地を取材した経験から確信しています。
有事、警察と消防は、複数の現場を飛び回り、とんでもない混乱に陥ります。自治会の皆様も、それなりに高齢になられている。そんなとき、地域の皆様の安全を守るのは、間違いなく消防団です。
この操法は、技術の向上もとても大事だと思いますが、それ以上に、仕事があるなか、朝早く、わざわざ集まって練習して、意見言い合って、先輩から教えてもらって、酒のんで。
この『絆』が一番大切だと思います。
地震起きてからみんなで声を揃えて『さあ、絆だ』とか言っても、できませんから。
そのときが来たら、豊橋消防団、燦然と輝きますよ。