検察庁法改正案に思うこと。
一言で言うと、今じゃない。徹底的に審議したらいいので、新型コロナウイルスの落ち着いた後にするべきです。
新米NHK記者となって現場に飛び立つ前、大先輩から「権力は有事のどさくさに紛れて都合の悪いものを出す。歴史の真理だ。記者はそこで踏ん張れるかだ」との言葉をいただきました。
今この言葉の重さを感じています。
検察の独立を揺るがしかねない、国民への説明が不十分、賛成などそれぞれ多くの意見があると思います。
新型コロナウイルスの対策に全精力を掲げるべき時に、多くの国民の皆様や現役の検察官が疑問に感じている法律案を審議するべきではありません。
今は、新型コロナウイルスの感染症対策と経済対策に全勢力を捧げるべきです。