憲法記念日に寄せて
「与党もけしからんが、野党もだらしがない」
「5分でわかる…」「〜すれば全部解決」
そんな魔法の杖は、絶対にありません。
コロナ対策、少子化対策、経済の衰退、地方都市の衰退…
すべての土台となる憲法改正の議論、地道にできることを愚直に進めなければなりません。
与党は、野党の対案に聞く耳を持たない強硬な姿勢があります。改善していただきたい。
その上で野党が、憲法改正論議のテーブルにもつかないこと、私は反対です。
安全保障における日米同盟と憲法9条のねじれ、
教育の無償化の明記、環境権の明記、議論しなければならないことはたくさんあります。
議論のテーブルにつかないという姿勢は「どちらも支持しないよ」という方の目には、自分の求める結論と違う結論になるのでテーブルにつかないと写っても仕方ありません。
「与党の数の横暴で!」「国民は騙された‼️」との指摘もあまり説得力がありません。国会議員を選んだのは有権者の皆様で、それを騙されたと指摘する客観的基準がありません。
改憲にしろ護憲にしろ、その議論のテーブルにつくべきです。そして、意見の違う仲間の声にも耳を傾けて、一歩前に進めるべきです。
「与党もけしからんが野党もだらしがない」とこれ以上言われないために、その重い責任を持つ新人野党議員として活動を進めてまいります。