「経済成長と自己責任」から「経済成長と助け合い」へ
母校、慶應義塾大学の井手英策教授と。ようやく、ようやく話せました🤗
井手教授が描く国家観は、少子化、高齢化、経済の成熟で、かつてのような経済成長が見込めない現在の日本では「現役のうちに貯金をして老後に備えよ」というこれまで機能していた社会保障システムは、機能しないという問題意識が前提です。
所得に関係なく子どもを産むことができ、所得に関係なく教育を受けられ、所得に関係なく老後に尊厳ある生活を保障する。国が、これに責任を持つ。そのかわり所得に関係なく、すべての国民・企業が必要な負担をする。
資本主義国家としての経済成長を求めていくことを前提とし、再分配機能を強め、税金を「国民の貯蓄」とするイメージです。
すべての国民の「尊厳ある生活保障」を実現させる集団になれば、民進党は、自民党の対立軸になります。
大企業に軸足をおいた政党と、働く個人に軸足をおいた政党が、有権者に選択肢を示し、政権交代を繰り返し、バランスを保つ。
これが、僕の国家観です。