世界の玄関イスタンブールです😊
よく日本人の歴史好きの方から100年前の故事を引き合いにトルコは親日という話を聞きます。私もそう思っていましたが、正確にいうと、親日ではなく「親他国」です😊
外部のものを取り入れることが成長に、排除することが衰亡につながると歴史から学び遺伝子に組み込まれてるのかなぁなんてことを思ったりしました😊ご一読ください🙇♂️
トルコ訪問記③
文化の結節点「イスタンブール」
観光都市アンタルヤから世界で最も歴史的に重要な都市イスタンブールへ。飛行機の着陸直前の機長アナウンス「ようこそ世界の玄関イスタンブールへ。素敵な旅の始まりです」ナショナルフラッグであるトルコ航空の機長の誇りに満ちたイスタンブールの紹介で、胸はさらに躍った。
紀元前660年に創建されたイスタンブール。街を二分するバスポラス海峡を渡れば、東側には欧州の西側にはアジアの建物などを見ることができる。歴史的に世界で最も重要な都市と言われるこの街の歴史的建造物は、現在も大勢の観光客でにぎわっていた。
この国のコロナへの向き合い方について言及しておく。飛行機の中や空港はマスクの着用が義務付けられている。なので全員が着用している。電車やバスの車内も義務だ。その一方で、街中でマスクをしている人はほとんどいない。ただ、飲食店の店員や店舗のスタッフなどは店によって差があるが、感覚的には半分ほどがマスクを着用している。
トルコ政府は入国者に対して、12歳以上を対象にワクチンの接種2回かPCR検査の陰性証明の提示などを求めている。そして例外として2回目のワクチン接種の完了もしくは感染して完治した場合も例外として認められている。そして、入国後の隔離措置もない。
その一方で日本は入国前も後も検査、陰性でも自宅待機は7日。イスタンブールで宿泊したホテルの支配人と話をした際「感染が拡大した際に水際対策が厳しくなるのが一番遅かったのが日本。緩和するのも一番遅いのが日本」と話していた。
マスクをしているかしていないかで議論が白熱してしまうことは、この国の利益ではない。大事なことは世界は感染症と経済のバランスを常に考え感染症対策を緩和し続けていることだ。
世界経済は回っている。7日間(例外的に3日間)も待機を求める国がビジネスに、旅行先に選ばれるのか。ポストコロナのスタートダッシュ。世界各国の水際対策の変化を捉え、日本もそれに合わせ、観光客や企業の誘致合戦に負けない環境を整え、素早く動かなければならない。
すでに、遅れていることを認識したうえで。
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