トルコ訪問記二日目です😊
ロシアのウクライナ侵攻が
意外な形で影響を及ぼしています😊
アンタルヤは実は平時は
ロシア人ウクライナ人で賑わう
日本で言うと沖縄みたいな街です😊
どうぞ👋
地中海側の観光地「アンタルヤ」
トルコは悠久の歴史を持つ文化の結節点だ。
道行く人の顔も多種多様。宗教も多様。
バスポラス海峡を見渡せば、西側には欧州の建築物が、
東側にはアジアの景色が見渡せることも文化の結節点だったことがわかる。
地中海に面した観光都市アンタルヤ。
現在、ロシアによるウクライナ侵攻が続いているが、
先月10日に両国の外相が停戦交渉に向けた会談をこの観光都市アンタルヤで行った。
その理由は、トルコが当事両国と物理的に近いことに加え、
絶妙な距離関係を維持していること、
そしてこのアジアと欧州の文化の結節点だったことも大きな理由だと感じた。
アンタルヤは、トルコ最大級のリゾート地。
夏のピークは暑すぎるそうで、その前後に世界中から観光客が押し寄せ、
ビーチには水着の人がひしめきあい、街中がにぎわうそうだ。平時であれば、
大勢の観光客が押し寄せる。全体の30%近くをロシア人が、
およそ10%をウクライナ人が占めるということだ。
そして今、二つの異変が起きている。まずは、
予約の激減。当たり前だが戦争を仕掛けた国、
仕掛けられた国がバカンスに出ている状況ではない。
ホテルの支配人や現地の飲食店の店員に話を聞いたが、
現在はまだ閑散期だが、6月7月に向けての予約が激減しているそうだ。
かき入れ時にどれだけ利益を上げるかが
生命線のこのような形態のリゾート地には、深刻な問題となっている。
そして二つ目は、地元の新聞記者や警察官、
それに物件を探す当事者から話を聞いたが、
アンタルヤの賃貸の値段や空き家の値段が上昇しつつあるそうだ。
ロシアやウクライナの国民が、居住する選択肢を模索しているというのだ。
母国が戦争状態のロシア・ウクライナ国民は、
侵攻が始まってすぐに家族の安全保障のために海外で住む場所を探し始めている。
戦争が身近にある国の深刻な問題であり、
自分の命を守るための選択を日々自分の責任でしなければならない、
戦争の恐ろしさ、日本の平和すぎる平穏さとかけ離れた国際社会の現実を実感した。
#東愛知新聞
#トルコ
#訪問記
#ウクライナ危機
#相対性