きのう、国会が閉じられました。
まったく納得がいかないことがあります。それは、新型コロナウイルスの感染拡大という世界史的にもまれな出来事の真最中にもかかわらず、年末まで国会を開いておこうという私たちの意見が受け入れられなかったことです。
今、国会を続けて、皆様に10万円、中小企業に200万円、個人事業主に100万円が迅速に給付されているか?追加の経済対策が必要か?感染拡大の第二波が閉幕中に起きたらどうするのか?未知のウイルスについて新しい事実が次々と明らかになっている今、最新の情報を元に新たな対策を講じることができるのではないか?
今ほど議論すべき課題が多い時期はありません。
そもそもなぜ国会議員は、活動費を変わらず受け取っているか。私は自身がいただくいわゆる「お給料」に関しては半額にすべきと代表に若手3人で申し入れました。しかし活動費に関しては減額すべきではないと考えています。
なぜか。
ノブレスオブリージュというフランスのことわざがあります。身分にふさわしい行動をしなければならないという意味です。政治家は、有事に直面した場合、自分の命を危険にさらしてでも国難の解決に向かうのが義務だと確信しています。
世界史にも残るであろう新型コロナウイルスの感染拡大の最中に国会を予定通り閉幕するべきではない。そう確信しています。