「昔、にんじんはもっとにんじんの味がした」
あるおばあちゃんが言っていました🥕
「固定種」と「F1品種」って言葉、聞いたことありますか?
自家採取などによって代々植物の持つ性質や形といった形質が受け継がれた「固定種」
異なる優良な形質を持った親をかけ合わせて作った品種を「F1種」と言います。
現代日本のスーパーなどの店頭に並ぶほとんどの野菜がこのF1品種です。
収量が安定すること、味や形が均一化できることから、現在の農業の主流は「F1」です。
しかし固定種も、自分で種を取ってその種を蒔くことができ、その風土に適応していきます。
季節と風土が多様な日本では、地元特有の固定種が多く存在することになります😊
双方のメリットだけ書いた理由は「どちらかが良い、どちらかがダメ」の極論ではなく、
野菜の多様性や自家採種を求めるのなら「固定種」
経済合理性と万人受けする味や収量を求めるなら「F1種」と、バランスを考えることが大切ですね😊
冒頭のおばあちゃんのにんじんについての言葉、腹に落ちました😊
この有機無農薬にんじん、固定種もF1品種も美味しかったです😊
#ニンジン
#固定種
#F1品種
#二元論ではなく
#年寄りの言うことは聞いといて損はない