誠に小さな国が開化期を迎えようとしている。
(司馬遼太郎「坂の上の雲」冒頭より)
欧米に差をつけられた日本。国際社会の潮流に飲み込まれないためには、
強いニッポンが必要。その危機意識から明治維新が実現しました。
強いって何❓
殖産興業、法の整備、外交力…
今、日本は2度目の開化期を迎えようとしていると思います。
今の日本を取り巻く環境と驚くほど似ています。
偉人の言葉や足跡をたどる「歴史に学ぶ」ことの大切さを噛み締めました。
たくさんの失敗と苦しみを積み上げて
世界一の自動紡織機を作り上げたんですね😊
美しい成功の部分ばかり僕らは知っていますが、
発明に成功しても使ってもらえなかったり、
新たな技術の革新にお金をかけることに反対をされたり。
その時その時は舌を剥きそうになった時もあったんだろうな…
しかし彼を支えていたのは報徳思想であり、発明を好きだという好奇心であり、
長ーい時間働いてるお母さんを楽させてあげたいという優しさが原点なのかなーなんて思いました😊
そして偉人はこれを苦難と感じていないのかもしれないですね。
タイムマシーンがあるなら世界的なスポットライトを浴びる前
の豊田佐吉翁を取材してみたいです😊
ここからはもう、ハラハラドキドキせずに年表も読むことができます。
サクセスストーリーですので📣
自動紡織機で世界的な成功を収めます。
世界一の会社になるにはやはり世界一の技術が、
そしてその技術を生み出す思想があるのかな、と思いました。
この後、佐吉が失意の中で故郷に戻った時に授かった喜一郎が
いよいよ世界の「トヨタ」の第一歩を踏み出します🚙
(歴史上の人物なので敬称は略します)
(写真はイメージです)
「失敗を恐れるな。まずやってみよ」
豊田喜一郎は、自動紡織機による世界一の安住の地から
またリスクを取って新しい発明に挑戦をします。
父、佐吉の冒頭の言葉は遺伝子として受け継がれているんですかね😊
いよいよ世界のトヨタの第一歩です。
新たな挑戦は、世界の潮流を読んでのことだと僕は確信しました。
世界恐慌の頃喜一郎はイギリスを訪れ、
すでに時代は軽工業から重工業に移りつつあり、
中でも自動車工業が将来的に経済の中心になることを見抜いたのではないでしょうかね😊
時代の潮流を読み解き、道なき道を進む。現代の私たちが学ぶことは多すぎます。