81年前の今日、私たちは終戦を迎えました。
命を落とされたすべての皆様に
深い哀悼の誠を捧げますとともに、
ご遺族の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
私には4人の子どもがいますが、
どの子も一度は大きなケガや病気を経験しています。
いま、子どもたちの幸せそうな笑顔を見つめながら、
もしここが戦時中であったなら、好きなスポーツに打ち込み、
大学進学を目指し、友人と笑い合い、大切な人と恋をする――
そんな年齢まで誰も無事に成長できなかったかもしれない、
と思いを馳せずにはいられません。
しかし、
目を現在の日本を取り巻く国際環境に向ければ、
中国の膨張主義的な姿勢や北朝鮮の核開発など、
不穏で厳しい現実は依然として続いています。
二度と戦争を繰り返さないためにこそ、
自国を守る力を整えなければならない。
その一方で、一人の命も犠牲にさせてはならない。
世界から紛争がなくならないという冷徹な現実の前で、
理想を追い求めながらも、いかにして国民の生命と財産を具体的に守り抜くか。
この終わりなきジレンマを抱え、悩み、考え続けることそのものが、
平和を維持するために最も大切な姿勢なのかもしれません。













