米の値段はいつ下がる?
徐々に下がりつつありますが、
9月にしっかり下がります。
なぜ今下がらないか?
米の生産量は増えているのに?
急激に価格が乱高下することこそ、本質的な問題です。
一昨年は、需要見通しを政府が外し、異常な暑さで、
だいたい40万トン供給が不足していました。
これが高騰の理由です。
去年の新米は増えています。
供給量(米の量)が増えたのに値段が下がらない。
これはなぜ?
答えは、
①生産者から集荷業者が買い取った値段と
②在庫にあります。
去年の新米について、
農家から集荷業者(JAなど)が買い取る値段が跳ね上がりました。
3割近くを取り扱うJAは農家への概算金を普段の3倍近い
3万円(玄米60キログラムあたり)に引き上げました。
米不足の懸念から、他の集荷業者と確保の競争が行われました。
企業は買取価格に利益を上乗せして販売しなければいけないので
ここから値段が崩れないわけです。
そしてもう一つが在庫。
通常、在庫が積み上がると金利や維持コストがかかることで
在庫を取り崩すはずです。
しかしそれが起きない。
徐々に、卸売会社が決算との兼ね合いや
来月の低温倉庫への移送の前の在庫処理は行われていますが、
この急騰の前の水準になるほどでは全くない。
なぜか。
それは、JAなどの集荷業者が、
毎年行われる備蓄米の21万トンの買い入れや、
去年59万トン放出した備蓄米の買い戻しへの
期待感があると強く推察します。
この米が余っている感じや需要の見通しをみると、
今年の生産者さんへのJAなど集荷業者が提示する概算金は下がるでしょう。
しかし、値段が高い、安いよりも、
私はこの乱高下が問題だと考えています。
水田をフル稼働させ、国内消費の余剰を輸出していけば、
この価格の乱高下もなく、食料安全保障上も強靭になる。
米からそれ以外への転作奨励の3000億円以上も、
米の高すぎる値段も、お米券の経費(推定4000億円)も、
皆様の税金からこの米の値段を釣り上げる経費を減らすことができます。













