「米」という字は「八十八」の手間という意味とならいました。
今は機械がすごいです。日本のコメに市場原理は働きません。
フードバンクでコメを調達する世帯が増え、
育ち盛りの子どもがコメをほおばる姿に複雑な思いを抱いてしまう親が増えている国で、
この異常なコメの値段を維持しようとしているのは、異常な暑さでもありません。
インバウンドでもありません。
政府とJA、そしてその既得権益を守ろうとしている政治家の責任です。
車の値段が下がったら政府が
「トヨタさん日産さんホンダさん、車の値段維持するために、一つの工場当たり●億円払いますんで、生産止めてもらえますか?」
って言ってたら皆さんどう感じますか?
財源は皆さんの所得から引かれている税金です。
そしてその高止まりした車に消費税がかかるんです。
絶対ない風景ですよね。
さらに「輸入車に負けないように、めっちゃくちゃな関税かけますからね」
これ、おコメでやられてるんです。
小規模農家の経営が圧迫されてしまうのではないかというご指摘があります。
しかし、赤字になるのは1ヘクタールに満たない規模です。
専業農家であれば、規模拡大をしなければ経営として成立しません。
小規模で田んぼを行っているのはほとんどが、
主たる収入を役場や工場などで確保している兼業農家です。
おコメは、かつて年間250日ほど作業に従事しなければなりませんでした。
「米」という字は八十八回の手間がかかるという意味から作られた漢字というのは国語で習いましたよね。
しかし現在では、多くの工程が専門家の手によって委託されるなどして効率化され、30日程度です。
現代の零細農家は、
専業ではなく兼業農家でできたコメの半分を地主に収めさせられている戦前の小作農でもなければ、
腰を曲げて作業をする「おしん」もいません。
むしろこれらの農地を大規模生産者に貸して
賃料を取る方が(赤字でも作りたいというのは、これは自由です。家族のため、これももちろん自由です)
生産者の競争力向上、コメの値段の低下、世界の食糧増産への貢献につながります。
生産者だけを見ている現代の日本の農業。
かつての消費者と生産者を想う農業へと身を切る改革を進めます。












