前回の衆議院選挙で落選をしました。
自分に何が足りなかったのか。
政策立案能力か、日常の活動量か、国家観か。
全部が足りなかったのでしょう。
しかし最も足りなかったのは、
どんなに難しくても、苦しくても、石にかじりついてでも、
命に代えてでも目の前の日本の政治を変えてやる、
改革するという研ぎ澄まされた覚悟です。
大切な一票を預けるに値する人間なのか、
その覚悟が有権者の皆様に伝わらなければ投票などできない。
日本は分かれ道にいます。
世界の先頭を走る国々にもう一度肩を並べるか、
必要な変化を起こせず、世界の成長に取り残されるか。
私は自分の子どもたちが世界に誇るべき日本国民であってほしい。
物質的にも精神的にも豊かで、世界の未来を見据える行動ができる国であり、
国民でありたいと心から思います。
人口が減り、社会構造が変わり、
昨日までの政治では皆様の所得が上がらないことは
この30年間で明らかになりました。
古い政治を叩き壊し、
額に汗した人が汗した分だけ手取りが増える当たり前の社会を取り戻す改革を、
石にかじりついてでも、命に変えてでも、進めます。
私の人生に影響を与えた司馬遼太郎氏の坂の上の雲の一節です。
「まことに小さな国が,開化期を迎えようとしている。
この時代の明るさは,楽天主義から来ている。
明治という時代人の体質で,前をのみを見つめながら歩く。
上って行く坂の上の青い天に,もし一朶(いちだ)の白い雲が輝いているとすれば,
それのみを見つめて,坂を上っていくであろう。」
日本人が現代日本を覆う閉塞感という分厚い雲を突き抜け、
無限の青い空ではばたく大改革の先頭に立ちます。
雲外蒼天 せき健一郎拝