小4の息子の授業参観に行きました。
科目は道徳。
ある出来事について皆さんはどう考えるか?
というお題でした。
カインは、妻アイリスとつつましく暮らしていました。
妻が病気にかかってしまった。1週間と命は持たないと宣告を受けました。
妻を救うためには100万円する薬を買わなければなりません。
カインは必死でお金を集めましたが、20万円しか集まりませんでした。
絶望で頭を抱えたカイン。
気が付いたら、薬の瓶を握っていました。
カインは、僕はなんてことをしてしまったんだろうと頭を抱えた。
カインは良い人?悪い人?
先生の問いかけに対して子どもたちからは、
両方の答えが次々と飛び出します。
「物を盗むのは悪い人」
「愛する妻を守るためだから悪い人ではない」
「なんてことをしてしまったんだと思っているからよい人」
「もっとぎりぎりまでお金を集める努力をしてないから悪い人」
「アイリスは盗んだ薬で助けてほしくなかったから悪い人」
など様々な意見が飛び交いました。
もちろんこの授業の趣旨は
なんらかの正解を導くわけではありません。
ひとつの物事に対して様々なアプローチがあり、
色々な価値観ですべてが正しい、間違い、
で線引きできるわけではないということが
社会にはたくさんあるということだと思います。
豊橋公園を巡る議論も、同じです。
ひとつの正義の反対にはもうひとつの正義がある。
自分の主張の反対の主張を大切な家族が掲げていると想像してこの議論をしてみませんか?
そのうえでバチバチにやり合って、そのあとはみんなでスクラムを組んで、
豊橋がよりよい街になりますように。
サザンじゃないけど、
「色んな事情があるけどさ
知ろうよ互いのイイところ‼️」ですな👍