すべての挑戦にはリスクがある。
そのリスクを取るかどうかの判断です。
来月20日の参議院選挙投票日の3枚目の投票用紙には、
皆様の価値観の総決算でご投票ください。
私は、豊橋アリーナを推進の立場から投稿します。
そしてこれまでいただいた「確かに」という考えについて考察します。
「将来の不安」について
人口の減少や税収の減少など将来への不安を背景に賛成、反対を主張されている方がいます。
これはどちらのお考えも合理性があると思います。
私は、豊橋の将来が不安だからこそ、稼げる街中をつくるきっかけに豊橋アリーナをしたいと考えます。
現状の右肩下がりの状態になんとか歯止めをかけるためにどんな挑戦をできるのか。
そのひとつが豊橋公園再開発事業と確信をしています。
「もう一回議論しなおしてはどうか」というお考えについて。
もっと熟議をすべきだというご指摘も合理性があると思います。
私もこの案がベストとは思いません。
場所変えたら、規模変えたら、と思っている方もおられるでしょう。
しかし、いつ、だれもが納得いく結論がでるのでしょうか?
私にはその時が来るとは思いません。
国会でもそうですが、慎重な議論ばかりしていて何も決まらないことは、
他の地域の成長に取り残されるなど、実は機会利益の喪失を続けています。
「災害リスクがある場所ではないか」
ご指摘の通りです。しかし、人類が生きていく限り、自然災害のリスクはあります。
そのリスクを最小化することを常に目指しつつ、リスクと受ける恩恵を天秤にかけて意思決定をすべきです。
かもめグランドでは、現在も少年野球、少年サッカーをはじめ、あらゆるスポーツが行われています。
私はかもめグランドでサッカーをする息子たちに津波が危ないから使うなとは言いません。
「自然が破壊されるではないか。」
豊橋公園すべてを更地にしての再開発ならば私も反対です。
しかし市役所から美術博物館までのエリアはそのまま維持され、
お花見エリアはそのままです。開発エリアの木々も元気であれば移植をするとのことです。
それでも失われる自然はきっとゼロではありません。
しかし、人間が生きている限り環境への負荷はかけ続けています。
私たちの冷房も、車の運転も。環境負荷を最小限にする努力を続け、新しい挑戦をすべきです。
右肩下がりの現状維持か、歯止めをかけるための挑戦なら挑戦を選びたい。
人口が増え続け、税収も上がり、現状維持がよりよい明日になる時代は終わりました。
価値観を変えるべき時が今です。挑戦しなければ、豊橋はこの状況が続きます。
あと一歩前に踏み出すリスクを取るべきではないでしょうか。