「この国で子育てするのにお金はいらない」国ニッポンに🇯🇵
この国に住むすべての子どもが平等に教育を受ける機会を得られる国に。
そのために高等教育の無償化は大きな一歩です。
政府支出の公的教育費の割合を比べると、
その国がどれほど教育に予算を振り分けているかが浮き彫りになります。
日本のその割合は9.09%あまり。比較が可能な世界150か国の中で135位です。
1位はコスタリカの30.05%です。G7では最下位、自己責任の国と言われているアメリカをも下回っています。
なぜ教育を無償化すべきか。
第一に女性が子どもを産むことをあきらめる理由の80%が経済的理由を上げているからです。
第二に、性別に限らず、生まれた場所に限らず、家の所得に限らず、
教育を受ける権利が平等に享受できなければならないからです。
そして第三に、国益として、どの地域のどの所得層のどんな性別に生まれても、
漏らすことなくその才能を発掘できれば、
日本の経済的利益を含む社会を豊かにする人材が育つ可能性が上がるからです。
スウェーデンの中学校の公民の教科書を読みました。
教育の無償化について人口が少ない国では国益として一人の才能も埋もれさせてはいけない。
すべての国民に教育を提供する仕組みを作って、すべての才能をフル稼働させれば、
国家の成長や発展につなげることができるという趣旨のことが書いてあります。
なぜ、日本が教育の無償化を実現するべきか。
①人口を増やすため
②教育を受ける機会の平等
③日本の経済を含む成長をけん引する才能の創出
が理由です。